今日やったこと。
1. 『5手詰将棋』No.1〜114。逆さにして解く。
2. 連盟ライブ中継を見ながら以下の棋譜を並べる。
○中井広恵vs●鈴木環那
対局日 2023.12.15
配信日 2024.1.4
先手矢倉、後手雁木
「去年の1月4日は何を配信していたんだろう」と思って見つけた1局。これもやはりアマチュアの参考になるから正月休みの配信に選ばれたのではないだろうか。違うのかな。
27手目▲1六歩、29手目▲1五歩。ここで端を突き越していった理由は何だろう。雁木は別に端攻めに弱くないと思うが…? 右金がまだ動いていないのも珍しいような気がする。
33手目▲6八銀右。これはなるほどという感じがする。6筋の争点を避けて低くかまえる意味と、銀矢倉を目指す意味がある。
47手目▲2七飛。なぜ2八ではなく2七なのか。難しい。ただ全体的な形勢は先手がよさそうだ。次に敵陣に角を打ちこめるし、桂頭攻めもある。
51手目▲6六銀左。▲7五同歩と素直に応じるのではなく、桂跳ねを消しておく。そっか〜、そのほうがいいのかな。
52手目△8六歩、54手目△9五歩。7七にいた先手の銀がどいたので、8筋方面から攻めるのは常道に見える。ただ9筋の突き捨てがどれくらい効果的なのかはよくわからない。
60手目△6五桂。桂の自殺に見えるが、▲同銀としたら△8六歩から十字飛車がある。私いつもこれ引っかかるわ。
61手目▲5八金。ここでようやく右金が動いた。放っておくと桂交換からふんどしの桂で王手金取りがかかるところだった。これもめっちゃ食らいそう。
結果的に先手陣は雁木に組み替えられている。
64手目△9七歩。▲同香は△9八角と打たれる。棒銀で習うアレ。
71手目▲8六角。これが決め手だと思う。角交換になるような順を選ぶのではなく、守りの要の金を遠くから狙う。そっか〜、それが厳しいか。私だったら「数の攻めだ!」とばかりに▲7三角や▲7五角としてしまいそう。
81手目▲6二銀成。守りの要の金を狙うとかすぐ上に書いたけど、飛車のほうを取りましたね。ははは。そっか〜、そのほうが厳しいか。
85手目▲2三飛成、93手目▲4三金。「取ったら詰みますよ」の連発。かっこいい寄せ。タダに見えるものはたいていタダじゃないんだよな〜。
▲4三金と打った局面は必至問題によくある形で、素人にも参考になる。